参加者の大半は元気な入居者なので「聴こえ」に問題はありませんが、老人性難聴などで聴こえづらい方もいらっしゃいます。ハウスとしては、前のほうに座っていただく、あるいはスピーカーに近い後ろで聞いていただくなど試してみましたが状況は変わりませんでした。あるご夫妻は「聴こえづらいから出席しない」とご主人は欠席され、奥様だけ参加されることが多くなりました。
「ミライスピーカー®」のことは、日暮里のハウスで難聴の入居者が個人的に使っていることを知り、メーカーを紹介してもらい試してみることにしました。
参加者の大半は元気な入居者なので「聴こえ」に問題はありませんが、老人性難聴などで聴こえづらい方もいらっしゃいます。ハウスとしては、前のほうに座っていただく、あるいはスピーカーに近い後ろで聞いていただくなど試してみましたが状況は変わりませんでした。あるご夫妻は「聴こえづらいから出席しない」とご主人は欠席され、奥様だけ参加されることが多くなりました。
「ミライスピーカー®」のことは、日暮里のハウスで難聴の入居者が個人的に使っていることを知り、メーカーを紹介してもらい試してみることにしました。
しかし話している最中、皆さんの表情をうかがっていると以前より聴こえてるのかなと感じます。というのも、「聴こえなかったので、もう一度言ってください」と復唱を求められる回数が減りましたし、ご主人が欠席がちだったご夫妻は今、お二人で出席されるようになりました。スタッフからも「雑音がカットされて聞き取りやすくなったような・・・」との感想がありました。
導入して半年たった10月の懇談会でスピーカーの聴こえ具合を尋ねてみたのですが、「良くなった」6、7名、「変わらない」約15名、「分からない」約25名という結果でした。聴こえにくいと訴えていた方が「良くなった」で手を上げられたので、以前より聴こえやすくなったのだと思います。
運営懇談会では、「ミライスピーカー®」を導入以降も、引き続き「聴こえ」への配慮を怠りません。「聞こえていますか?聞こえにくかったらおっしゃってください」と必ず声がけします。聞こえないことや見えないことが挨拶しないと勘違いされ、コミュニケーションの障害になることもあります。
そうならないようスタッフは、ハッキリ・ゆっくり・大きな声で話すことを常に心がけると共に、「聴こえ」の状況を把握し、そこを補い、入居者が安心して生活できるようサポートしています。