私は融資課なので、日頃、ご来店いただくお客様と直接関わる機会は少ないのですが、「お客様サービスについて、これまでと違ったことができないか」という思いがありました。さらに、当時、障害者差別解消法が施行前という事で、新聞などメディアでも話題になっていて、「銀行として何か新しいことができないか」とも考えていたところでした。
そこで、ミライスピーカーの導入について本格的に検討をはじめました。2015年の10月頃、本社に佐藤社長にお越しいただき、銀行の各種機材や設備を扱っている者へ「ミライスピーカー®」について説明をしていただきました。「難聴者にも聴こえるスピーカー設備が、こんな安く購入できるのはすごいな」ということで、本社も興味を持ち、障害者差別解消法が施行される直前のタイミングで導入することが決まりました。
導入時、「ミライスピーカー®」を支店内のどこで活用するか検討した際、接続のしやすさから、受付システムの発券機に接続するアイデアを、本社の設備担当から提案してもらい、お客様へのお呼び出しアナウンス用スピーカーとして活用することになりました。
現在では、色々な場所で「ミライスピーカー®」と受付システムが接続されているようですが、その第一号が当支店の「ミライスピーカー®」であることは嬉しいことですね。