音の世界に、新しい波を。ミライスピーカー

PRESS

世界初の特許技術『曲面サウンド』で音のバリアフリーを実現する 「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」 1,000名規模の事業所用防災スピーカーとして採用。東芝デバイス&ストレージ小向分室様が導入を決定

株式会社サウンドファン(所在地:東京都台東区、代表取締役社長:山地浩、以下「サウンドファン」)は、音のバリアフリーを実現する「ミライスピーカー®」のポータブルワイヤレスアンプモデル「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」が、東芝デバイス&ストレージ株式会社の小向分室(所在地:神奈川県川崎市幸区、以下「TDSC」)に防災用スピーカーとして導入されたことを発表します。

約1,000名規模の避難訓練にて「ミライスピーカー® ・モビィ(Moby)」の情報伝達力を確認

【背景と課題】 迅速・確実に避難指示が伝わるようにしたい
TDSCは、東芝グループの会社です。国道からの騒音が多い避難訓練の場所において、従業員の安全を確保するため、有事の際に迅速に確実に避難指示が伝わるよう工夫する必要がありました。しかし、これまで避難訓練で使用してきたワイヤレススピーカーでは、前列の方には音量が大きすぎ、後列の方には前方で話している内容が聞き取りにくいなどの課題がありました。

【導入の経緯】 1,000名規模の避難訓練で実験し効果を実感
そこでTDSCは、特許技術「曲面サウンド」搭載により言葉が広く遠くまで届く「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」を情報伝達機器として選定。約1,000名が参加する工場敷地内(30m×20m)での「防災訓練」にて、避難指示が問題なく伝わるかを実験しました。
「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」は、バッテリーを内蔵したワイヤレス式で電源が無い場所でも使用でき、軽量で持ち運びも容易なスピーカーです。ワイヤレスマイク2本と有線マイク1本の合計3本を同時に接続することが可能、しかも1台の「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」から同時に複数のマイクからの音声を出すことができます。
今回の避難訓練で使用したのは、約2mの高さのスタンドを使用した「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」4台です。約30メートル×20メートルの敷地内の避難場所4か所(前後左右に1台ずつ)に配置しました。「防災訓練」では、避難指示や点呼、各部署における報告や注意事項説明、責任者挨拶などを「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」に接続したワイヤレスマイク2本を使用し、「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」4台から同じ音声を出力しました。(※1)
その結果、避難場所に設定した場所が国道に隣接し騒音が激しい状況においても、問題なく避難指示などの音声が参加者に届き、滞りなく避難訓練を実施することができました。
TDSCは、今後の防災対策用として「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」の購入を決め、2019年6月21日に導入しました。

【エンドユーザーコメント】
<「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」の導入を決めたTDSC総務部のご担当者>
防災の観点では、漏れなく全員に避難指示などが伝わることが不可欠です。しっかりした情報伝達ができれば、一人ひとりが状況を把握でき、大勢の人が一気に動き出すような有事の際でも、混乱を最小限に抑えることができると考えています。事業所には、様々な年齢層の従業員がいます。中には多少聴覚に問題を抱えている方や、今後、加齢に伴い聴覚が落ちてくる方が出てくる可能性があります。「ミライスピーカー®」は、そんな聴力の低下が見られる方に対して音声による情報伝達の改善が期待できます。これまでも、防災やダイバーシティに努めてまいりましたが、今回の「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」の導入で、さらによりよいスピーカーが採用できたと考えています。
「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」は、避難訓練だけでなく、実際の有事の際にも活用が期待できます。そのためにも、大勢の集まる会議などで利用できるようにするなど、様々な従業員が容易に使用できるような方法は検討していきたいと考えています。

【今後の展望】
サウンドファンでは、電源がない場所でも日常の延長としてすぐに利用できる「ミライスピーカー®・モビィ」を、災害や防災に備えたいと考える企業や地方自治体への販促活動に注力し、「聴こえ」の側面から人々の安心安全に貢献していきます。

※1 避難訓練における「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」の簡易的な配置図は、以下の通りです。
「ミライスピーカー®・モビィ(Moby)」屋外での利用例(避難訓練)

本プレスリリース本文(PDF形式)は、こちら

一覧へ戻る