1877年、トーマス・エジソンによって
原型が生み出された蓄音機――
その蓄音機の技術が、約150年の歳月を経た今、
再び多くの人々の暮らしに”聞こえ”の喜びと幸せを
もたらしていることをご存じでしたか?
蓄音機との出会い
ミライスピーカー®のストーリーは、音楽療法を研究する大学教授の「蓄音機の音は耳の遠い高齢者にもよく聞こえる」という話に出会ったことから始まります。
音の聞き取りにくさを、何とか改善できないか――
着目したのは、蓄音機のラッパ部分の「曲面」でした。
蓄音機から着想を得て
繰り返す試行錯誤。
試作機の開発
大手音響メーカーのシニアエンジニアの力を借り、試作機の開発が始まりました。
試作機が完成しては、視聴会を繰り返しました。
2年の歳月を経て、
スピーカーついに誕生。
ミライスピーカー®︎の誕生
試行錯誤を繰り返すなかで「補聴器を外しても聞こえる!」との反応をいただけるようになり、特許技術『曲面サウンド』が誕生。
初めてミライスピーカー®が、世に送り出されました。
2015年の秋のことでした。
左から:マイクとセットで使える企業・施設向けスピーカー「MOBY(モビィ)」、二代目ミライスピーカー「CURVY(カーヴィー」)、一代目ミライスピーカー「BOXY(ボクシィ)」、BOXY開発前の試作品
※いずれのモデルも現在は販売しておりません。
ミライスピーカー®は、
聞こえに課題を持っているもっと多くの人の助けになれるはずだ――
家庭用モデルの実現
使命感と期待を抱きながら、ミライスピーカー®の届け方に考えを巡らせていたSoundFunに転機が訪れたのは、2018年。それまで法人向けに提案をしていたミライスピーカー®を、一般のお客様に直接お届けする決断をしたのです。
実はこの決断の裏では、2つの運命の歯車が回っていました。
一つはTV番組をきっかけに、個人のお客様から「TV視聴に使いたい」というお問い合わせが1,000件以上も集まったこと。もう一つは、時を同じくして、小型・軽量・省コスト化できる新しい曲面サウンドスピーカーユニットの開発に成功できたこと。
この2つの出来事に導かれ、2020年5月、初の個人向け製品「ミライスピーカー・ホーム」が発表されました。
創業から6年目にしてようやく、
創業以来ずっと抱いてきた願いが形となりました。