音の世界に、新しい波を。ミライスピーカー

【耳の日大賞2025】受賞作品発表 〜聞こえることで生まれたストーリー〜

【耳の日大賞2025】受賞作品発表 〜聞こえることで生まれたストーリー〜

たくさんのご応募、ありがとうございました!

2025年3月「ミライスピーカー」を通して“聞こえる幸せ”を伝えるために開催された【ミライスピーカー耳の日大賞2025】。
写真・文章を通じて、心温まるエピソードやユーモアあふれる投稿が多数寄せられました。

本記事では、受賞された作品をご紹介します。
静かな感動笑顔あふれる日常、ぜひご覧ください。


✍️ 文章部門 受賞作品


🥇最優秀賞①

「寄り添うことの大切さ。」

2年前に父が亡くなってから、母は一人でテレビを見る時間が長くなりました。
そして、以前には考えられないほどの大きな音でテレビを見るようになりました。
きっと、父のいない寂しさを紛らわすために、テレビの音を大きくしていたのでしょう。

そんな母に、私は「ミライスピーカー」をプレゼントしました。最初は、「こんなものなくても聞こえるから」と否定的な母でしたが、実際に試しに使ってみると、その聞こえやすさに驚いていたようです。

「テレビの音がはっきり聞こえるというか、あなたの声が良く聞えるわ。」と。
そして、以前のように、私との会話も楽しめるようになりました。
ミライスピーカーのおかげで、母との会話が再び出来るようになり、徐々に母の表情も穏やかになりました。
父が居なくなって、ただただ黙ってテレビを眺める姿を見ているのが本当に心苦しかったのですが、
微笑んだり、笑いながら、そして私と会話をしながらテレビを見ている母を見ていると、
「聞こえ」をサポートするだけでなく、人と人とのつながりを深める力、母に寄り添うことが出来て良かったと思っています。

(ミライスピーカーコメント)ミライスピーカーを通して“会話”が戻り、“笑顔”が戻る。聞こえることが、人と人をつなぐ力になる。そんなことを思わせてくれる物語でした。タイトルのとおり「寄り添う」ことについて改めて考えさせられる作品でした。


🥇最優秀賞②

「朝の挨拶」

「わかってる?音、大きいよ。」
朝、いつもリビングでテレビを見ている私に、寝室から起きてきた夫が言う朝の挨拶。
これが日課でした。
「はいはい。」と言い、テレビを諦め、朝食を出す私。
いつからだろうか、徐々にテレビのボリュームを上げて聞くようになったのは。
60代に突入して、耳の聞こえが悪い母の遺伝なのか、聞き取りにくくなっていました。
ある時、テレビショッピングの番組を見ていたら、「ミライスピーカー」なるものが売られている。
「なになに?」
曲げた板状の物で実験していて、音の聞こえが違うのに驚きました。
「これこれ、ねえ、これ買ってみない?」
夫に相談。夫も半信半疑でしたが、買って見ることに。
ついに「ミライスピーカー」到着。嬉しくてすぐに接続。
「ほんとだ。ボリューム前より10下げても聞こえる。」
半信半疑だった夫もびっくり。
こうして我が家の朝の挨拶は前みたいに
「おはよう。」
平和な一日の始まりです。

(ミライスピーカーコメント)「音、大きいよ」だった朝の会話が、「おはよう」に。ミライスピーカーがあることで、家族の朝が優しい時間に変わった感動の1篇です。


🥈優秀賞①

「欲しくなかった」

現役ビジネスマンを退いて定年を迎えてからは、その日をあらかじめ予想し以降の生活を充実させる為に準備しておいた様々な私なりの楽しみ方を満喫する毎日である。退屈等のストレスや体力の衰えにも備えた我ながらあっぱれと思えるユニークなメニューの数々を現在も楽しむ毎日だ。正直、TVは情報収集とその真否性を自己分析する頭脳労働に役立つが、ある時妻や娘達から「音、聞き取れてる?」と屈辱的質問を受けた。プライム企業のビジネスマン当時からこの様な見下した質問をされた事の無い私は「全く問題ないよ」と、即座に言い返した。
しかし、後になって振り返ると、周囲の雑音や加齢による聴力低下であろうと想像出来た。最近覚えた数少ないストレスである。
そして、何日かして娘達がTVに何やら装置を取り付けた。私を呼ぶと「今からTVの音の聞き比べをするから、そこのソファーに座って」と言うので従った。
TVからは映像と共にいつもの様に聞こえる音声がした。
しかし、次の瞬間私は唖然とする。娘が装置を触った次、
ソファーをTVの前に移動させたかの様な鮮明な音に変化したのだ。プライドのある私は顔色ひとつ変えずに居たつもりだったが、妻や娘達には直ぐに見破られた。
「どう、お父さん、良いでしょう!」と一言。
すかさず「欲しくなかった」と言い返すと、今度は「あっ、そう。じゃあ、外そう」と言い、その装置を外し始めたので私は「折角付けたのに、わざわざ外す事は無いだろう」と言い放ってしまった。
妻や娘達は笑いながらリビングを去って行った。
この日を堺にTVのストレスが消えた、記憶に残る日となった。

(ミライスピーカーコメント)ご自身のプライドと家族の愛がぶつかる、ちょっとコミカルで心温まるストーリー。“いらない”の裏には、ほんとはうれしいが隠れてるのかもしれませんね。


🥈優秀賞②

「聞こえるって素晴らしい!〜音量半分、笑顔倍増〜」

小さき音 妻との笑み 近くなる
ミライスピーカー 繋ぐ絆よ

(ミライスピーカーコメント)短歌に込められた想いと生活の風景が、じんわりと胸に響きます。


🥈優秀賞③

「ミライスピーカーが親子戦争を食い止めてくれました」

3年前の4月、父親の営む内科診療所を承継しました。
待合室のテレビは受付カウンターの真下、半分引退した父の定位置はテレビの正面のマッサージチェアー。少し耳が遠くなった父が上げるテレビの音声で、受付でのやり取りや電話対応に支障が出ているように感じました。はじめの頃は私がテレビのリモコンでコッソリ音量を下げ、父がまた上げ…と水面下の戦いが繰り広げられました。おそらくお互いストレスを感じており、このままでは開戦もやむなしか?!と考え始めた頃に、Instagramの宣伝で未来スピーカーが出てきました。欲しかったのはまさにこれ!とすぐに購入し、テレビと接続。これまでと違い低い音量でも聞き取りやすくなったようで、音量に関する戦いは無事に収束することが出来ました。本当に感謝しています。

(ミライスピーカーコメント)音量をめぐる“水面下の戦い”が、ついに終戦。笑ってしまうほどリアルな診療所の風景に、「わかる!」の声が多数。


🥈優秀賞④

「テレビを観る楽しみを取り戻した母の笑顔」

私の母は、幼い頃に真珠性中耳炎にかかりました。昭和17年生まれで中耳炎になった頃は戦後間もない時代。大分県臼杵市という地方都市に居住していたこともあり、十分な治療を受けられないまま大人になったのですが、30代半ばの頃に九州大学病院で大手術を行い、人工鼓膜となりました。
以来、補聴器が手放せない生活になっていたところ、数年前から高齢も重なり補聴器をしていてもテレビの音声がよく聞こえない、というようになりました。音声は聞こえているけれど何と言っているのかがわからないというのです。そのため字幕が出るような番組以外は画像を見て想像で理解するという状況でした。
そのような中、東京へ出張に行ったときのことです。羽田空港の雑踏の中で、ひときわはっきりとした音声が聞こえてきました。その音源が手荷物検査場に設置してあったミライスピーカーからのものであるということは、すぐにわかりました。一般的なスピーカーですと音声が平たく聞こえますが、ミライスピーカーからの音声は、音が立ち上がって聞こえたのです。言い換えますと、立体的に音声が掴めました。このようなスピーカーがあるのだと驚き、感心を持ったのですが、しばらくしてミライスピーカーの創業者が北九州市ご出身であること、ケンウッドにご勤務であったことなどを知りました。たしか新聞に掲載されていた記事だったように思います。
ミライスピーカーだったら、母もテレビを楽しむことができるようになるのでは、と考えていたところ、ミライスピーカーステレオの発売を知り、母へのクリスマスプレゼントに購入しました。
初めてミライスピーカーを通じて、テレビ音声を聞いた時の、母の表情が今でも忘れられません。「ああ聞こえる。これだったら、字幕がなくてもテレビ番組を楽しめるね。」と喜んでくれました。今では毎日、ミライスピーカーのお世話になっています。このようなスピーカーを開発してくださった株式会社サウンドファンの皆様に心より感謝をしています。

(ミライスピーカーコメント)羽田空港で「あれ?いつも聞こえづらいアナウンスが、ハッキリ聞こえる・・・」と気がつき、ミライスピーカーに興味をお持ちいただく方も多くいらっしゃいます。お母様に笑顔が戻った瞬間の描写が、とても印象的でした。


📷 写真部門 受賞作品


🥇最優秀賞

「これで安心」

リビングのテレビの音が聞きづらくてミライスピーカーを2台設置しました。
おかげさまでソファーでテレビの音がとてもよく聞こえるようになり、ホームシアターを楽しんでいます。

(ミライスピーカーコメント)ミライスピーカー・ホームを2台、壁に設置していただいている様子のお写真に驚きです!天井からの曲面サウンド、是非、体験したいものです!


🥈優秀賞①

「良く聞こえますよー」

ミライスピーカーは我が家になくてはならないものです。
二つのスピーカーを並べてステレオで音を聴いてみたいです。
2台目はもうちょっと安くしてもらえるとうれしいです(笑)

(ミライスピーカーコメント)ニワトリと柴犬に囲まれるミライスピーカー・ホームも、こころなしか可愛く見えます!ミライスピーカー2台でのステレオサウンド、ぜひ、体感してもらいたいです。


🥈優秀賞②

「一人暮らし(89歳)の母」

一人暮らし(89歳)の母が使っています。リビングのテレビの横に置いて、大好きな韓ドラを見ています。以前は、大音量で聞いていてお隣さんから電話が掛かってくる事もしばしばでしたが、今では電話もかからなくなりました。

(ミライスピーカーコメント)韓ドラを楽しむお母様とお隣さんからのお電話に困ることもなくなったお子様、お二人のお役に立てて嬉しいです。「お礼が言いたくて今回これを利用してと思い応募しました」とコメントをいただきましたが「こちらこそ!」という気持ちです。


🎨 イラスト部門について

今回は応募がありませんでした。
よって、文章部門の受賞作品を増やしました!


💬 編集後記

「言葉の聞こえ」が変わると、「日常」も変わる。
そして、「人とのつながり」まで変わっていく——。
耳の日大賞に寄せられた体験談は、そのことを教えてくれました。

また、合わせて「もっとこうだったら・・・」というご意見のコメントも寄せられました。
今後の製品開発に活かしていきたいと思います。

ご応募いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 

Product lineup
ミライスピーカー製品ラインナップ

ミライスピーカー・ミニ

ミライスピーカー・ミニ

言葉の聞き取りやすさを、
コンパクトにたのしむ。

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ミライスピーカー・ステレオ

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言葉の聞き取りやすく
ドラマや映画の臨場感を
もって楽しめる。

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