なんだかテレビの音が聞き取りにくい…それ、気のせいじゃないかもしれません
最近、テレビの音量を少しずつ上げていませんか?
「ニュースの声がこもって聞こえる」「ドラマのセリフが聞き取りにくい」――そんな違和感、実は多くの方が抱えています。
当社が行った調査(※)でも、30代以上の85%以上の方が「テレビのセリフが聞き取りづらい」と感じているという結果になりました。例えば、「小声で話すようなセリフやトーンが低いシーンは、何かしながらだと聞きにくいなと感じることがあります」「シーンに関係なく言葉の最初が聞き取れない。例えば禁止・紳士・瀕死の先頭がキ・シ・ヒのどれか聞き取れないときがある。」といった声がありました。
(※調査結果の詳細:聞こえの調査レポート|Vol.1)
そんな状況について「テレビの音が悪いのか、自分の耳が変わったのか…」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、自宅で手軽に“自分の聞こえ”を確認できる【オンライン聴覚検査】があるので、ご紹介していきます。
自宅でできる「オンライン聴覚検査」
今回ご紹介するのは、東京医療センター・南 修司郎医師が作成した「オンライン聴覚検査」です。
PCやスマホで簡単に試せる無料のセルフチェックツールとなっています。
実際にやってみました!
まずは、自分の聞こえをチェックしながら、使い方を解説していきたいと思います。
【スタート!】
「オンライン聴覚検査」にアクセスします。
▶︎▶︎▶︎▶︎「オンライン聴覚検査」はこちら(外部サイト):https://nancho-db.com/pitch_check/
まずは、簡単にスタートできる[メールアドレスの登録をせずに簡易検査のみを実施する方はこちら>>]をクリックしました。
すると、こんな画面が表示されます。
「音感チェック」「語音チェック」「単語チェック」の3つのチェック項目が表示されました。
ここでは、「語音チェック」「単語チェック」をやっていきたいと思います。
【語音チェック】
語音チェックは、ひらがな1文字、「あ」とか「い」とかが音声で流れてくるので、回答を入力していきます。
最初に、ご自身の聞こえのコンディションなどを回答します。
次に、2問の例題が表示されます。聞こえてきた1文字を全角ひらがなで入力し、[送信]ボタンをクリックします。

このような例題の画面が出てきたら、質問の下にある▶︎の再生ボタンをクリックして音をだします。使っているPCやスマホの音量を調整して聞き取りやすい音量にしてくださいね。
なお、例題の2問については、「正解」か「不正解」が表示されます。
本番になると、
1)[再生]ボタンをクリックすると1音が再生される
2)聞こえた音を入力し[送信]をクリック
この繰り返しで回答していきます。もちろん、正解・不正解は表示されません。
今回は、満点がとれたのではないかと思っていたのですが・・・
どこかで間違えたようです。
【単語チェック】
次は、単語の聞こえチェックになります。
意味のある単語、例えば「たんご」などの音声が流れてくるので、選択肢として画面に表示される「たんご」「だんご」「めんこ」「びんご」などの選択肢から正しいものを選択していきます。
最初に、ご自身の聞こえのコンディションなどを回答します。
次に、2問の例題が表示されます。聞こえてきた単語と同じものを選択肢から選んでクリックします。

このような例題の画面が出てきたら、質問の下にある▶︎の再生ボタンをクリックして音をだします。使っているPCやスマホの音量を調整して聞き取りやすい音量にしてくださいね。
なお、例題の2問については、「正解」か「不正解」が表示されます。
本番になると、
1)[再生]ボタンをクリックすると単語が再生される
2)聞こえた単語を選択肢の中から選んでクリック
この繰り返しで回答していきます。もちろん、正解・不正解は表示されません。
今回は、満点とれたのではないかと思っていたのですが・・・
単語は満点取れました!
検査結果について
検査を終えて、個人的な感想としては「満点ではないけど、問題なさそうかな?」という感覚でした。
一方で、
・自分にとって聞こえやすい音量でチェックしているので、そもそも音量が大きかったのかもしれない
・本当は満点で当たり前だったのかな?
とも思って、この「オンライン聴覚検査」の作成者である南先生の解説を読んでみたところ・・・
次のような、利用目的を想定しています。
① 気軽に聞こえをチェックしてほしい。
② ご自身の聞こえの記録として利用してほしい。
③ 補聴器フィッティングや人工内耳マッピングの確認として利用してほしい。
(中略)
オンライン聴覚検査は、医師やオーディオロジストによる診断を置き換えるものではありません。検査結果によって聴力に問題があると感じた場合、または自分の聴力に不安を感じていた場合は、医療機関にご相談ください。
とのこと。決して“聞こえの診断”ではない様なので、その点はご理解の上、ご活用いただければと思います。
また、検査をする環境についても言及がありました。
なるべく静かな環境で実施し、イヤホンまたはヘッドホンを装着し、ご自身にとって適切な音量となるように調整してください。
最も聞き取りやすい音量で検査を受けてください。
「テレビの音は聞こえるんだけど、何を言っているのかわからない」という方もいらっしゃると思います。ご家庭のテレビや、学校の教室のスピーカーを用いてオンライン聴覚検査を行うことで、その環境での日本語音声の聞き取りをチェックすることもできます。
引用元:https://note.com/shujiro_373/n/n7c7f516862c4
原則としては静かな環境で行うのが望ましいようですが、どのような環境で聞こえをチェックするかは自分で選んで構わない様です。
私自身、過去に低音の聞こえづらさを経験し耳鼻科を受診したこともあり、疲れが耳に出やすいタイプです。最近は、年齢相応の聞こえづらさも感じています。だからこそ、定期的にチェックしておくことが大切だと感じています。
そこで、検査履歴が管理できるように、メールアドレスを登録してみました。
メンバー登録で、さらに色々できます!
最初の画面で「初めての方はこちら」からメールアドレスを登録し、メールアドレスに届くURLをクリックします。なお、メールアドレス以外の情報を入力する必要はありませんでした。
▶︎▶︎▶︎▶︎「オンライン聴覚検査」はこちら(外部サイト):https://nancho-db.com/pitch_check/
そうすると、ホーム画面が表示され「子音チェック」というテストも追加されます。
子音チェックの手順は単語チェックと同じです。
選択肢が多くなりますが・・・
これはなかなか難しく結果は79%でした。
なお、メールアドレスを登録すると、ノイズの有無や難易度の設定などもできます。
ノイズ高で単語チェックをしてみましたが、雑踏の中で会話している感じでした。
さらに、画面上部の黒帯の「検査結果を確認する」をクリックすると過去の履歴が閲覧できます。
(メールアドレスを登録後の結果のみが表示され、メールアドレス登録前の結果は表示されません)
これは素敵!定期的にチェックしてみたいと思います。
最後に、大事なお知らせです。
最後に、オンライン聴覚検査は、医師やオーディオロジストによる診断を置き換えるものではありません。検査結果によって聴力に問題があると感じた場合、または自分の聴力に不安を感じていた場合は、医療機関にご相談ください。
引用元:https://note.com/shujiro_373/n/n7c7f516862c4
聞こえの変化は、放っておかず“気づく”ことから
加齢や環境の変化により、「聞こえ」は少しずつ変わっていきます。厚生労働省が提供している、聞こえづらさに対する理解と気づきの重要性を伝えるサイトがあります。
「聞こえにくさ」感じていませんか?(厚生労働省のサイト)
https://www.mhlw.go.jp/nanntyou/index.html
このサイトに、「耳の健康チェック」という項目があります。
1-2分でチェックが完了するので、ぜひ、気になった方はこちらもチェックしてみてください。
ミライスピーカーでテレビの聞こえを快適に
オンライン聴覚検査や耳の健康チェックで「自分の聞こえ方」をセルフチェックするのは、聞こえの変化に気づく第一歩です。
一方で、すぐに日常生活で試せる解決策としておすすめなのが ミライスピーカー です。
ミライスピーカーは、音量を上げなくても「言葉がくっきり聞こえる」テレビ用スピーカー。
ご家族の音量トラブルを減らし、会話やドラマのセリフがより自然に楽しめるようになります。
なお、「ミライスピーカー」を当サイトで購入いただきますと、60日間返金保証で安心して購入いただけます。ぜひ、ご活用ください。
※当記事は、国立病院機構 東京医療センター 南 修司郎 医師のご承諾をいただき、掲載しています。
▶︎▶︎▶︎▶︎「オンライン聴覚検査」はこちら(外部サイト):https://nancho-db.com/pitch_check/